【北朝鮮軍事パレード】核戦力誇示、中ロ黙認演出 日米韓連携は停滞も
2025/10/12 0:21 (2025/10/12 0:27 更新)
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10日夜、北朝鮮は朝鮮労働党創建80年を記念した軍事パレードを平壌の金日成広場で実施しました。
今回のパレードでは、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星20」が登場し、核戦力の誇示が鮮明になりました。金正恩朝鮮労働党総書記が「火星20」に敬礼する様子も報じられ、北朝鮮の軍事的威圧を国内外に強く示す狙いが感じられます。
また、今回のイベントには金正恩総書記とともに、中国の李強首相やロシアのメドベージェフ前大統領も姿を見せました。これにより、中ロ両国が北朝鮮の核・ミサイル開発に黙認姿勢を取っているとの印象を広く与えています。
一方で、日米韓による連携は今回の動きに対して明確な対応を示せず、対北朝鮮政策での停滞が浮き彫りになった形です。専門家の間では、北朝鮮の軍事パレードが地域の安全保障環境にどのような影響を及ぼすのか、今後も注視が必要だと指摘されています。
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