【自公協議】乏しいパイプ、打開苦慮 連立遅れ、政権発足に影響
2025年10月10日 10:24(2025年10月10日 10:26 更新)
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自民党本部に入った高市総裁。左は鈴木幹事長=9日午後、東京・永田町
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与党の連立政権協議が難航している。自民党の高市早苗総裁ら現執行部は、公明党と交渉を進めるパイプに乏しく、局面打開に苦慮している。
同じ保守系の安倍政権でも自公関係が緊迫する局面はあったものの、複数のルートで連絡を取り合う体制が整っていたため、今回のように協議が長引く事態は比較的少なかった。
しかし現在は、双方の調整役や連絡経路の不足が足かせとなり、両党間の意思疎通が十分に図れていない状況だ。
このため、連立政権発足の遅れが懸念され、政権運営に影響を及ぼす可能性が高まっている。
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